地方自治体に求められるDX人材:産官学協働におけるナレッジ共有の重要性
本間唯人

藤沢市企画政策部デジタル推進室 上級主査

本間唯人
大学卒業後、メーカー勤務を経て、2012年に藤沢市役所へ入庁。道路建設部門の用地買収担当として地権者交渉や登記手続きを担当した後、内閣府へ派遣され、全国の地方創生に向けた規制改革に携わる。帰任後は市民協働部門で地域活動への協力・支援や市民と企業、行政との協働コーディネートを経験。2020年より人事部門で採用・人材育成・評価など人事全般を担当。自治体としては事例の少ないダイレクトリクルーティングの導入や、庁内公募制度の立ち上げなど、市の人事制度改革に取り組んだ。2024年4月にデジタル推進室へ配属され、スマートシティプロジェクトと庁内DXの推進を担当。
廣川克也
廣川克也
「独立行政法人 中小企業基盤整備機構」が慶應義塾大学と神奈川県・藤沢市及び地域の産業支援機関と連携し運営する起業家育成施設「慶應藤沢イノベーションビレッジ(SFC-IV)」にてインキュベーションマネージャーを務める。 三井住友銀行(1993-2004)、北海道大学(知的財産本部:2004-2005)を経て、慶應義塾大学インキュベーションマネージャーとして着任(2005-2016)、起業支援、起業教育を担当。2012年一般財団法人SFCフォーラムを設立、事務局長就任。2017年SFCフォーラムファンドを設立、ファンドマネージャー就任。大企業勤務、中央官庁勤務、数度の転職と起業、投資家、上場企業役員経験を持つ。 NEDOメンター/カタライザー、IPA認定メンター、日本総研未来クロス認定メンター、山形大学客員准教授、山梨県知事アドバイザー(リニアやまなしビジョン検討会議委員)、株式会社キングジム社外取締役、株式会社Daidai取締役、上智大学非常勤講師など兼務。 https://www.smrj.go.jp/incubation/sfc-iv/
小林凌雅
小林凌雅
専門は、統計学と機械学習。研究者として、時系列解析、ノンパラメトリック推定、ベイズ統計学やディープラーニングなどの手法を研究する傍ら、民間企業や団体のデータ解析に関連するさまざまなプロジェクトに携わる。 マネックス・アセットマネージメント株式会社での運用モデルの開発、EMC Healthcare株式会社での医療データ解析や研究開発業務、コニカミノルタ株式会社や株式会社JMDCなどとAIに関する共同研究などを経験。企業ニーズと若手研究者育成をつなぐため、2020年より三洋化成工業株式会社とともに、京都大学国際高等教育院 データ科学イノベーション教育センター、データサイエンススクール(http://ds.k.kyoto-u.ac.jp/)にてデータ科学の実践教育の講師もつとめる。データで意思決定を最適化するためCOOの澤村と共に株式会社METRIKAを創業。